jeudi 19 juillet 2007

口座開設、そして住居探しへ ouvrir le compte et chercher l'appartement



日本でランデブーを取っておいた日に、銀行口座の開設に向かう。必要なものは、日本の住民票、銀行口座の残高証明、それと若干のユーロであった。いくつかの書類にサインをしながら、こちらの状況を聞く。また、学生の場合は週に20時間まではアルバイトができることになっているので、何かやられたらよいのでは、とお勧めいただく。すべての手続は1時間ほどで終わり、アパート探しにまず郊外に向かう。

この春に来た時にもいくつかのカルティエを回ったが、今回は同じ場所には行く気にならず。初めて見る場所に住んでみたいと思っているようだ。まず手当たり次第に不動産屋さんを6-7軒回る。それぞれのところで持っているアパートの条件を見ると、ほとんど満たしているのだがどれか一つが欠けているという状態。それぞれを足し引きできればよいのだが、そうは問屋が卸さない。人生を見る思いだ。前回の経験で、店員の対応もよく、持っている物件数も多かったので今回もまずそこから始めようと決めていた。しかし、メトロを降りると目の前に別の不動産屋があったのでまずそこから始め、最後に目指すところに辿り着いた。張り出された広告を見ると、1件だけ家具付のものがある。しかも他の条件もすべて満たしている。こういうものが初日に出てくるとは運がよい。

これが良さそうだと担当のダヴィッドに伝えると、フランスでどのくらいの期間働いているのか、と聞いてくる。2日前に着たばかりだと言うと驚いて、そういう人には貸せません。こちらで収入がなければ駄目です、と言って聞かない。よもや学生になろうしているとは思っていなかったらしい。それでは学生の場合はどうするのかと聞くと、こちらで収入のある人が保証人にならなければ駄目です、ときっぱり。前回の訪問時に、銀行の方からcaution bancaire (1年分くらいの家賃+?%を銀行で確保する) があれば借りられるような話を聞いていたのでそれでどうかと聞くが、グループの決まりでできないと言う。まだアパートを見てもいないうちにそれ以上詰め寄っても始らないと思い、とりあえず翌日現地で待ち合わせて部屋を見ることにした。