mardi 16 octobre 2007

L'université sans tabac



新しい本格的な週が始り、早朝から出かけた。先週よりは先生の速さに慣れてきているようだ。ただ、わからないことには変わりがない。中休みに隣の学生さんと話をする。彼女はアリストテレスについての博士論文を書いている。というから、同じ哲学科の学生さんである。アリストテレスの作品はギリシャ語でほとんど読んでいるという。博士課程は講義がないので、ラテン語についても知りたくなり今回このコースを取ったようだ。

私の事を聞いていた。いつからパリにいるのか、哲学はリサンスで取っていたのか、フランス語はどうやって勉強したのか、などなど。私の答えを聞いて驚いていた。よくぞ、そんな大胆なことができたものだ、という反応である。私もこちらに来て、ほぼ同様の感想を抱くようになっている。これまでこのような無謀なことをやった人はいるのだろうか。スウェーデン女王クリスチーナに呼ばれ秋にストックホルムに向かい、年が明けてからは朝の5時からご進講申し上げていたところ風邪をこじらせ彼の地で亡くなったデカルトのことを思い出している。

ところで、講義が終って外に出る時、今日のお題になった標語が扉に貼ってあるのを見つける。そして外に出ると、石と一体になりあたかも模様のように見えているため先週は気付かなかったが、一面が今日の写真である。扉の外には警告は及ばないようだ。



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