jeudi 28 mai 2015

今のままの状態が続くのか?

28 mai 2008
Hubert Reeves (né le 13 juillet 1932 à Montréal)


嵐が過ぎた朝、濃い灰色の低い雲が右から左へはっきりした速度で流れている。この朝、昨日歯科の待合室で目にした一般向けの科学雑誌(Sciences et Avenir)を詳しく見るために、町のビブリオテークへ向かう。科学に関連した未来についての質問に、その道の専門家が答えるという特集である。

最初の質問は「科学がなくなることはあるか」というもので、これにはミシェル・セールさんが答えている。この他にも、ビッグ・バンは本当にあったのかという問があり、今日の写真のユベール・リーヴスさんが答えている。この方の名前は忘れられない(そのエピソードは、こちらから)。

その他には、宇宙にわれわれの仲間はいるか、宇宙に終わりはあるのか、地球が動きを止めることはあるのか、われわれの社会は中世の社会より脆弱か、文明が滅びるとは、ダーウィンは宗教の脅威に曝されているか、さらに時間とは、などなど興味が尽きない問いが出されていた。

読んでいて、それぞれの分野に睨みを利かせている人が控えているという感じがして頼もしい。問いの性格もあるのか、科学を技術として捉え、いかに今の潮流に乗り遅れないようにするのかというお話ばかりではなく、長い歴史の中の人間の文化的営みとして科学を捉えるという落ち着いた視点がそれぞれの底に感じられ、読んでいて気持ちがよ い。

帰りにバッハを6枚借りてきた。来週月曜の試問の準備があるが、150ページの資料をまとめるのはまだまだ先になりそうである。 一行に知らない単語が二つ三つ出てくるような文章を読まなければならないので、なかなか大変である。最早、頭の肉体労働と言った方がよさそうである。最後の試問もどうなるのか、予想もできない。


夜、なかなかやる気にならないので、ネットサーフしている時に巡り会った「哲学者占い」なるものをやってみた。その結果は以下の通り。

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あなたはフランスの哲学者フーコーです。

時代認識の鋭いあなたは現在に囚われることなく、柔軟な生き方をすることができます。また、権威などに敏感で人に指図されることを嫌いますが、一方では知略を駆使して大きな力を得ることもできます。

特徴: 時代認識が鋭い
適職: 政治家、新聞記者
相性良: アリストテレス、ニーチェ、バタイユ
相性悪: ヘーゲル、マルクス、レヴィ=ストロース
ラッキーワード: 『知と権力』、『アルシーヴ』
精神レベル: B、 思考レベル: A、 実践レベル: B
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最近フーコーについてまとめたばかりなので、妙に納得していた。
生年月日だけが判断材料だが、御神籤よりは楽しめるのではないだろうか。


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28 mai 2015

今でも科学雑誌には目を配るようにしている

フランス語の語彙はその後もあまり増えていないようだ

一行に分からない言葉が数語ということも稀ではなく、いやになる


ここにある「哲学者占い」というサイトは、もうなくなっている

適職が政治家、新聞記者となっているが、そこからは一番遠いところにいる





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