dimanche 3 mai 2015

飛行機雲、あるいはポール・ボウルズ Les traînées des avions ou Paul Bowles

3 mai 2008

今日の午前中 久しぶりにバルコンに出て 空を眺めて過ごす

気持ちのよい季節になってきた

面白いように 次から次に 飛行機雲が現れる

どこからともなく 気持ちよさそうに

バルコンの壁の配線のように伸びていた蔦には緑が溢れている

週末のこの空とともに過ごすために パリにいるかのようだ


春休み最後の週末

当初の予定は片付かないまま いや手付かずのままだ

やらなければならないと決めた時には その気が失せている

それ以外に向かうのだ

この休みにもいろいろな人に出会った

昨日はポール・ボウルズ(Paul Bowles, 1910-1999)に

モロッコのタンジェで後半生を過ごし その地で果てたニューヨーカー

音楽家 作家 永遠の旅人 ...

彼の人生に現れるアーロン・コープランド ヴァージル・トムソン ガートルード・スタイン ...

この心に翼が生えてくるのが見えるようだ





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